チャイルドスイッチは子連れだけではなく、大人同士でも使えるの知ってますか?
チャイルドスイッチは利用方法を知っているととても便利なシステムです。乗り物酔いする人や絶叫系が苦手な人も重宝します。そこで、このページではチャイルドスイッチの基本的な利用方法や知っていると便利な上手な使い方を例を交えながら紹介していきます。
【この記事の目次】
チャイルドスイッチとは何?
USJへ一緒に行っている家族や仲間の中に年齢制限や身長制限でアトラクションが利用できないお子様がいる場合、そのお子様を誰かが見てあげなければ駄目ですよね。
しかし、そのお子様を見てあげる人も『自分もアトラクションに乗りたかった…』と思う人もいると思います。だからと言って、後から自分一人だけ何時間もアトラクション列に並ぶようなことはやりたくありません。
そこで役に立つのが『チャイルドスイッチ』です。
チャイルドスイッチは1回の待ち時間で付き添いの方が順番に交互で入れ替わりアトラクションに乗ることができるシステムです。
チャイルドスイッチの具体例
家族4人で一番下の娘だけが身長制限でアトラクションに乗れない場合を例で見てみます。
この場合、普通ならお母さんがアトラクションに乗るのをあきらめて娘と待機し、お父さんと息子だけが乗ってくるということになります。もしくはお母さんと息子だけが乗ることになります。しかし、チャイルドスイッチを利用すると次のようなことができます。
まずは、お父さんと息子がアトラクションに乗り、お母さんと娘が指定の待機場所で待機します。
お父さんと息子はアトラクションから降りたらお母さんと娘が待つ待機所へ向かい、お母さんと入れ替わります。お母さんは待ち時間なしでそのまま即、アトラクションに乗ることができます。
上記の例だとお母さんは一人で乗ることになってしまいますが、もし、利用できなかった娘のエクスプレスパスなどが余っている場合は、それを息子が利用しお母さんと一緒に乗ることは可能です。
チャイルドスイッチの利用方法
チャイルドスイッチがどういったものなのかはわかって頂けたと思いますが、では実際にどのように利用すればいいのか?
チャイルドスイッチの利用手順を記載していきます。
1.全員でアトラクションの入り口まで行く
まずは、全員で乗りたいアトラクションの入り口まで全員で行きます。
2.クルーにチャイルドスイッチを使いたい旨を伝える
アトラクションの入り口まで行くと、クルーが必ず一人はいるのでチャイルドスイッチを使いたい旨を伝えてください。チャイルドスイッチを使いたい旨を伝えると、用紙(チャイルドスイッチカード)を渡されます。
3.用紙に前半組と後半組の人数を書く
渡された用紙に前半組に乗るメンバーと後半組に乗るメンバーの人数を書きます。大人2人、アトラクションに乗れない子供が1人の場合は必然的に前半1人、後半1人となりますが、アトラクションに乗れる人が3人以上いる場合は人数の組み合わせは自由です。(前半1人後半2人、前半2人後半2人など)
4.全員で通常待ち列(スタンバイ)に並ぶ
全員で通常の待ち列に並びます。シングルライドやエクスプレスパスを併用することも可能です。
参照:シングルライドを利用する、エクスプレスパスと併用利用する
基本的な利用方法は、乗れない人も含めチャイルドスイッチの待機場所まで全員で通常列に並ぶのですが、アトラクションに乗れないお子様の中には長時間通常列に並ぶのが苦手という子もおられると思います。そういった場合は、アトラクションの入り口にいるクルーに相談してみて下さい。直接、チャイルドスイッチの待機場所で待たせてもらうこともできます。最近は待機場所へ直行が基本になっているような気もしますが。
5.後半組は待機場所で待つ
アトラクションの乗り口近くまでくると、近くにいるクルーに3.で記載した用紙を見せチャイルドスイッチを利用する旨を伝えて下さい。
そうすると後半組はアトラクションに乗れないお子様と一緒に待機場所へ案内してもらえます。前半組の人は待機場所がどのあたりにあるのかおおよその場所だけ把握しておいてください。分からなければアトラクションを降りてからクルーに聞いても構いません。待機場所は利用するアトラクションによって様々ですが、大抵、降りてすぐの場所にあります。
参照:チャイルドスイッチの待機場所、待機場所ではなく外や別の場所で待機も可能
6.前半組みと後半組が入れ替わり後半組が乗る
前半組が乗り終わったら、待機場所で後半組と入れ替わります。後半組は3.で記入した用紙をクルーに渡し、エクスプレスパス通路を利用し、待ち時間ほぼ無しで乗ることができます。
チャイルドスイッチの上手な活用方法
チャイルドスイッチは下記のように上手く活用すれば、より便利になります。
シングルライドを利用する
大人2人、アトラクションを利用できないお子様1人の場合、前半に乗る大人1人、後半に乗る大人が1人と分かれますよね。よって、この場合は前半に乗る大人の人は通常の待ち列に並ぶのではなくシングルライド列で並ぶ方が圧倒的に早く順番が回ってきます。
エクスプレスパスと併用利用する
エクスプレスパスとチャイルドスイッチを併用して利用することは可能です。ただし、その場合は、アトラクションに乗る人全員分のエクスプレスパスが必要です。前半に乗るメンバーだけエクスプレスパスを利用し、後半組はエクスプレスパスを利用せずチャイルドスイッチで即乗りというようなことはできません。
付き添いは必ずしも1人である必要はない
大人3人、アトラクションに乗れないお子様が1人いる場合、必ずしも前半2人、後半1人に分かれる必要はありません。人数配分は自由です。
子供は乗れる。しかし、大人が恐くて乗れない場合
子供は乗れるんだけど、大人の方が絶叫系が怖くて乗れない。でも、何時間も子供を1人で待ち列に並ばせておくのは不安と言うような場合もチャイルドスイッチを利用することができます。
実際はチャイルドスイッチを利用するわけではなく、チャイルドスイッチの待機場所を利用するだけなので入り口で申告してチャイルドスイッチカードをもらう必要はありませんが、念のため申告しておく方が無難です。
利用の流れとしては、アトラクションに乗る子供と乗れない大人がスタンバイ列に一緒に並び、大人は乗り口付近でクルーに声をかけ待機場所で子供が乗り終わるのを待たせてもらいます。そして、乗り終わった子供と待機場所で合流します。乗るお子様が1人の場合は、スタンバイ列ではなくシングルライド列の利用がおすすめです。
待機場所ではなく外や別の場所で待機も可能
チャイルドスイッチの指定された待機場所で必ずしも待つ必要はありません。お子様によっては何時間も待機場所でじっとできない子も少なくないと思います。そういった場合は、クルーの方に一言伝えれば臨機応変に対応してくれます。
アトラクションの待ち列(スタンバイ)に並ばなくてもよい
アトラクションに乗れないお子様の中には、長時間待ち列に並ぶことができない子もおられると思います。その場合は、アトラクション入り口にいるクルーに相談してみて下さい。待ち列に並ばず直接チャイルドスイッチの待機場所で待たせてもらうこともできます。
乗り物酔や絶叫系が苦手な人も利用可能
友達や家族と一緒に遊びにきたけど自分だけ乗り物酔いが酷くて乗れない、絶叫系が苦手で乗れないという人もおられますよね?
ただ、自分だけ長い時間、アトラクションの外で待っているというのは自分自身も一緒に来た友達や家族にとっても面白くありません。そういった場合にもチャイルドスイッチは利用できます。待ち列には他のメンバーと一緒に並び楽しい会話ではずみます。そして、乗る直前にクルーの方に酔うので乗らない旨を伝えるとチャイルドスイッチの待合室で待たせてもらうことができます。
アトラクションの入り口でチャイルドスイッチの旨を申告しなくても乗り口付近で待機場所で待たせて欲しいことを伝えれば待たせてもらうことはできますが、念のため申告しておく方が無難です。
チャイルドスイッチは対応しているアトラクション
チャイルドスイッチは全てのアトラクションに対応しているわけではありません。チャイルドスイッチに対応しているのは下表のアトラクションです。
チャイルドスイッチの待機場所
チャイルドスイッチの待機場所はアトラクションによって異なります。アトラクションの乗り降りするすぐ側にあるものや、入り口付近にあるもの、そもそも決まった待機場所がないものなど様々です。
対象アトラクションの入り口にいるクルーに確認するようにしてください。
チャイルドスイッチの様々な利用例
チャイルドスイッチは色々な利用方法があります。名称から子供だけしか使えないように思われがちですが、アトラクションが苦手な大人も利用できます。いくつか例を挙げておきますが、『こういった場合も使える?』という疑問がある場合は、問い合わせフォームから連絡頂ければ回答致します。
チャイルドスイッチの利用例
- 家族や友達数名でUSJに来ているが、自分一人だけ乗りたいアトラクションがある。
- 家族や友達数名でUSJに来ているが、自分一人だけ酔うのが苦手で乗れない。
- 絶叫系は絶対乗りたくないけど、彼氏・彼女と二人で来ている。
- 大人は乗りたくないけど、子供がアトラクションに乗りたい。
- 乗れないお子様がスタンバイ列に並ぶのが苦手。
- 乗れないお子様が待機場所でじっと待っていることができない。
- 大人ABの2名、子供CDの2名(内、乗れない子供Dが1名)。しかし、ABCD4名分のエクスプレスパスがある。