USJ雨の日の楽しみ方と運休・休園状況

USJへ行く当日の天気予報が雨!降水確率100%!

せっかくUSJに行くのを楽しみにしていたのに直前になって、USJへ行く当日の天気予報が雨!降水確率も高いとなると悲しいですよね。

そこで、このページでは雨の日の楽しみ方や運休になる可能性のあるアトラクションやパレードについて詳しく解説していきます。

雨でUSJが休園になることはある?

雨による休園の可能性は?

  • 雨で休園になったことは過去にない。
  • 過去休園になったことがあるのはいずれも台風の接近もしくは直撃時。雨ではなく風の影響で休園になる可能性の方が大きい。
  • 台風接近でも交通機関が正常に稼働予定の場合は、休園になる可能性は低い。

雨でUSJが臨時休園になるということは、私の知る限り過去に一度もありません。せいぜい、一部のアトラクションが運休する程度です。

過去、天候の影響で臨時休園になったことがあるのはいずれも関西に台風が接近もしくは直撃した場合のみです。要は6月7月の梅雨時期よりも8月9月10月の台風時期の方が休園になる可能性が高いということになります。実際に過去休園になったことがあるのは8月9月10月だけです。

では、台風が近づいてきて暴風警報が出てたら即休園になるのかというと、そうでもありません。休園基準は明確にされていませんが、過去の休園傾向を見ている限り、大型の台風が近づいてきており、鉄道各社も運休情報を事前に通達している場合にUSJも休園にすることが多いように思います。

鉄道各社が運休すると、USJへ来れない人も増えるため休園にしても影響が少ないと判断しているのかもしれません。最近は異常気象が多く、人的被害が出ることも多いため鉄道各社も早期に運休を判断することが増えています。それに合わせるかのように2001年8月以降臨時休園がなかったUSJも2018年9月と2019年10月の台風で連続して休園しています。

雨の日に運休になる可能性のあるアトラクション

運休の可能性のあるアトラクション

  • ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド【高】
  • ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド ~バックドロップ~【高】
  • ザ・フライング・ダイナソー【高】
  • フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ【高】
  • ジュラシック・パーク・ザ・ライド【中】
  • ジョーズ【低】
  • ミニオンハチャメチャアイス【低】
  • ハローキティのカップケーキ・ドリーム【低】
  • フライング・スヌーピー【低】
  • モッピーのバルーン・トリップ【低】
  • エルモのゴーゴー・スケートボード【低】
  • ビッグバードのビッグトップ・サーカス【低】
  • セサミのビッグ・ドライブ【低】
  • エルモのリトル・ドライブ【低】

※【】内は運休になりやす度

雨の日に運休になる可能性のあるアトラクションは、上記の屋外アトラクションです。

やはり、レール上を高スピードで走るジェットコースター系が運休しやすいと言えます。ただ、運休した場合でも終日運休ではなく雨の状況により、再開と運休を繰り返すことが多いです。

運休になる可能性が【中】【低】のアトラクションはよほどの豪雨でない限り、運休になることはほとんどありません。明確な基準は公表されていませんが、以下を目安に考えて頂ければよいかと思います。(風が強い場合は更に基準を下げて考えてください。)

運休目安

  • 【高】:1時間に20mm以上の雨で運休の可能性あり
  • 【高】:風速10m/s以上で運休の可能性あり
  • 【中】:1時間に30mm以上の雨で運休の可能性あり
  • 【中】:風速15m/s以上で運休の可能性あり
  • 【低】:1時間に40mm以上の雨で運休の可能性あり
  • 【低】:風速20m/s以上で運休の可能性あり

雨が降っても運休にならないアトラクション

雨でも運休にならないアトラクション

  • スペースファンタジーザライド
  • ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー
  • ミニオン・ハチャメチャ・ライド
  • スパイダーマン・ザ・ライド
  • ターミネーター
  • バックドラフト
  • ウォーターワールド
  • シュレック4-Dアドベンチャー
  • セサミ4-Dムービーマジック
  • ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー
  • キャッスル・ウォーク
  • シング・オン・ツアー
  • スヌーピーのグレート・レース
  • エルモのバブル・バブル

絶対に運休にならないと断言することはできませんが、上記の屋内型アトラクションは基本的には雨により運休になることはありません。

ショーやパレードは雨で中止になる?

ショーやパレードは雨で中止になる?

  • 屋外で行われるショーやパレードは、1時間に10mm以上の雨で中止になる可能性が高い。

屋外で行われるショーやパレードは、小雨程度であれば実施されますが、1時間に10mm以上の雨の場合、中止になる可能性が高いです。

雨で運休になりやすいアトラクション『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』や『フライングダイナソー』よりもさらに中止になりやすいと言えます。やはり、電装品関連が濡れてしまうと壊れたり、機材が濡れることで翌日使えなくなったりするのを防ぐためだと思います。

ただ、屋外でも屋根があるウォーターワールドや、元々濡れることを想定したワンピースプレミアショー、ウォーターサプライズパーティなどは実施されます。

また、ハロウィーン時期に開催されるハロウィンホラーナイトは、雨でも実施されゾンビなども出現しますが、ゾンビモブなど一部のショーは中止になることがあります。

どの程度の雨風で運休・休園になる?

どの程度の雨でアトラクションやショーが休止になるのか?そして、パークが休園になるのか?

既に文中でも記載してきましたが、再度以下にまとめておきます。

どの程度の雨で運休・休園になる?

  • 雨で休園になったことは過去にない。
  • 過去休園になったことがあるのはいずれも台風の接近もしくは直撃時。雨ではなく風の影響で休園になる可能性の方が大きい。
  • 台風接近でも交通機関が正常に稼働予定の場合は、休園になる可能性は低い。
  • 風速25m/s以上で休園の可能性がある。
  • 1時間に10mm以上の雨で屋外で行われるパレードやショーは中止になる可能性が高い。
  • 1時間に20mm以上の雨で何らかの屋外アトラクションが運休になる可能性が高い。(参照:雨の日に運休になる可能性のあるアトラクション

雨の日のUSJの混雑状況

遠方からUSJに行く人は、直前で新幹線やホテルのキャンセルが難しいため雨でも来園するので、極端に入場者数が減ることはありませんが、近隣から行く人や年パス所有者で年に何度も行くような人は日程を変更する人も出てくるので晴天時よりは確実に減ります。

個人的な体感としては以下の通りです。

雨による入場者数減割合

  • 10%減:小雨
  • 20%減:強い雨
  • 30%減:激しい雨
  • 35%減:台風時

6月中旬から末にかけての梅雨時期は、計画段階で外す人も多くなり、さらに夏休み前ということもあり雨の日は超閑散日になりやすいです。少々の雨でも人が少ない日を狙いたいのであればお勧めです。

アトラクションの混雑状況に関しては、雨の日は屋内アトラクションに集中する傾向にありますが、入場者数自体が少ないので屋内アトラクションも待ち時間は晴天時より少ない場合が多いです。

更に屋外アトラクションは晴天時より、待ち時間が極端に減りやすく、ハリドリやフライングダイナソーなど普段2時間前後の待ちになるアトラクションでも雨の日なら30分程度で乗れることがよくあります。

USJの雨対策(服装や持ち物)

雨の日のUSJは雨対策をしっかりとしておけば意外に楽しむことができます。

では、どういった対策が必要なのか?
大きく分けて以下の3つについて対策する必要があります。

雨対策

  1. 着ていく服装や靴
  2. 持ち物
  3. ロッカーの確保

一つずつ少し詳しく解説しておきます。

着ていく服装や靴

全身ずぶ濡れになっても構わないという人は別ですが、やはり着ている服が濡れたり、靴の中までビチョビチョになるとテンションが下がってしまいますよね。なので雨に濡れないための対策をしっかりとしておく必要があります。

重要なのは半濡れくらいならいいやと思うのではなく、着ている服を全く濡らさないという意識が必要です。完全にビチョビチョになる場合は、諦めもつき気持ちも吹っ切ることができますが、靴の中と下半身、首周りだけ濡れるといった状況が実は一番気分的に嫌な状況になります。

そこで重要になってくるのが『レインコート』『レインシューズ』選びです。

レインコートは、USJ内で売られているポンチョなどを利用する人も多いですが、ポンチョはどうしても雨の地面の跳ね返りなどで下半身が濡れやすくなります。また、時間と共に防水能力が落ちやすく上半身も染み出た雨で濡れ出すことがあります。

よって、上下が分かれたレインコートを自宅から持参することをお勧めします。

また、傘は基本的にNG。傘だとどうしても濡れてしまいます。さらに人が多い所では周囲の人との接触も気にしなければならないのでレインコートの方が圧倒的に便利です。

靴はハイカットのレインシューズがベストです。レインシューズが無い人は、Amazonなどで1,000円前後で売られているシューズカバーを1つ持っておくと良いかもしれません。

靴を履く前、もしくは靴下を履く前にナイロン袋などで足を覆っておくことで素足が濡れるのを防ぐこともできますが、ナイロン袋は滑りやすいので注意は必要です。

持ち物

通常の持ち物に加え雨の日は以下の持ち物を追加で持っていくようにしましょう。

雨対策の持ち物

  • レインコート
  • レインシューズもしくは、シューズカバー
  • タオル複数枚
  • 折りたたみ傘
  • 濡れたものを入れる用の袋
  • 濡らしたくないものを入れる袋(スマホなど)
  • 着替えの服、下着、靴下

以下のページも合わせてご覧ください。

合わせて読んで欲しい記事

ロッカーの確保

雨の日のロッカー確保は非常に重要です。

雨の日はどうしてもタオルや着替えなど荷物が多くなってしまいます。近隣のオフィシャルホテルに宿泊している人も大きな荷物は置いていくことができますが、年パス所有者以外再入場が認められていないので、パーク内で必要になるかもしれないタオルや着替えは置いていけません。

そこで、重宝するのがパーク内に1ヵ所だけある出し入れ自由のロッカーです。

パーク内にあるロッカーは基本的に1回出すと、再び入れる際に400円~1,000円(ロッカーサイズにより異なる)の料金が必要になります。しかし、ユニバーサルワンダーランド内に1ヵ所だけ出し入れ自由なロッカー(400円)があります。雨の日はどうしても荷物の出し入れをする機会が増えるので出し入れ自由なロッカーはとても有り難いです。

このロッカーは本来、小さなお子様がいる家族のことを考慮して設置されているのですが、使用する人に制限はありません。ただ、個数が30固程度しかなくすぐにいっぱいになってしうので、オープン直後にまず最初に取りに行くようにしてください。

本来であれば、オープン直後はアトラクションの待ち時間が少ないので混雑しやすいアトラクションに並ぶのを優先するのですが、雨の日は少し遅れたところで混雑状況は変わりません。

出し入れ自由のロッカーがある場所は、下図マップのユニバーサルワンダーランド内のお土産ショップの裏にあるトイレの前にあります。

USJ出し入れ自由のロッカーの場所

以下のページでも詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

合わせて読んで欲しい記事

USJのコインロッカー情報まとめ(場所・料金・確保するための攻略法)

エクスプレスパスは振替してもらえる

雨によりエクスプレスパスの対象アトラクションが運休になり、再開の目途が立っていない場合は、返金対応はしてもらえませんが他のアトラクションに振り替えてもらうことができます。振替可能なアトラクションはその時の状況によって異なるので近くのクルーに確認するようにしてください。

再開の目途が立っている場合は、指定の時間が過ぎていたとしても再開され次第、利用することができます。

雨の日のUSJの楽しみ方

雨の日の楽しみ方

  • 少ない待ち時間でアトラクションを乗り倒す
  • 雨の日限定のグリーティングを楽しむ
  • 雨の日限定のシールをもらう
  • 普段と違ったキャストの動きを楽しむ

少ない待ち時間でアトラクションを乗り倒す

雨の日の一番のメリットはやはり、これです。
晴天時であれば120分待ちのアトラクションでも雨天時は30分程度まで減ることもよくあります。少しでも多くのアトラクションを楽しみたいという人にとっては雨の日はチャンスの日でもあります。

雨の日限定のグリーティングを楽しむ

パレードやショーが中止になった場合は、その出演予定だったキャストがゲート付近などでグリーティングを行ってくれます。雨の日限定のグリーティングなので、レア度満載です。

雨の日限定のシールをもらう

USJのクルーにもらえるシールとして誕生日シールは多くの人が知っていると思いますが、それ以外にもキャラクターシールやイベントシール、記念シールなど様々なシールがあります。そして、雨の日だけもらえる雨の日限定のシールもあります。是非、シールコレクションをしてみてはどうでしょうか?

合わせて読んで欲しい記事

USJで貰えるシールは誕生日シールだけではない!シールの種類と貰い方

普段と違ったキャストの動きを楽しむ

雨の日のステージショーなどではキャストが通常時とは違った動きをしてくれることがあります。

例えば、ハロウィン時期であればハロウィンホラーナイトでパーク内をゾンビが徘徊しますが、そのゾンビが傘をさしていたり、雨宿りをしていたりします。初めてUSJへ行く人はその違いを見分けることは難しいかもしれませんが、何度もUSJへ行っている人であればそういった点を見つけて楽しむこともできます。